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Zardoz 2293

天使のハラワタ、BAR、Kill me softly

Daily genocide: 野良イチゴを含む一季成り品種 2 真夜中のカウボーイ 

来期以降、一季成りいちごを減反することにしたが、洗面的に作付をやめるのではない。


1. 品種不明株
殆どの株が果実から判断して宝交早生らしいと推定できた。
当方の執拗に反復した質問から、利害関係者が相当な過去に宝交早生を導入したような記憶があることを思い出したことから、おそらく未同定株は殆どが同品種と推定。
今後は四季成り品種を主体にする意向もあり、放任区以外の管理区では全株処分することにした。
昨年度に確認された果肉が赤く甘みの殆ど無いfake strawberryは処分した。
なお昨年は約半数の株した開花しなかったが、今季は9割以上が開花。理由は不明。

果実は普通に美味しい、若干甘みは少ない。
花数は結構多く、摘花が必要。収穫初期はそれなりに大きな果実が収穫できたが後期は小さな果実が多かった。醜悪適期を逃した果実は比較的灰色かび病になった。

ということで宝交早生系と見られる株は処分の方向だが、3株だけ違う品種らしいものを確認した。

表中にU14,U21aおよびU21bと記載した株である。

特徴は、細長い円錐形の果実。立性の草姿。10cm内外の小型の葉。
おそらく章姫であろうと思うが、他に奇妙な特徴が観察された。

まず8月に2度めの開花確認。

P8161958_201708271414116a0.jpg
 
8月中旬の様子だが、5月春先開花と同じようなしっかりとしたサイズの花が開花


P9031970.jpg 
後日22g果実 2例を収穫した。

これは9月上旬現在の様子。 10g前後の果実が期待できる。
正直想定外の喜びではあることは否定できない。
なお同系統と思われる残り二株は夏季に葉をカットし移植したためか開花は確認できなかった

IMGP3230.jpg 
U21株の春先開花果実。ベニアカネに形状は似ているが花は白。
本個体は果実断面に白色部分があるが、他はほとんど断面が赤一色。

さらに特徴としては、昨年以来の観察から一切ランナーを発生しない。
今春U21株は株分けによりa/b株としたが、その根茎は畑ワサビのように長く、おそらくは3年以上生存しているとおもわれた。

章姫について検索すると、休眠が浅いとの記述が見つかる。
育種家ではないので、どのような意味合いなのかイマイチ妥当な理解ができないが、宝交早生では休眠が深いとの記述があることから、比較的短時間の低温に暴露されれば十分に花芽が誘導sれると推論した。
それでも近傍の気象台データで春先以降摂氏5度以下に12時間以上晒された様子もないし、とりあえずこれら株のnatureであると都合よく解釈した。

おそらくは章姫と思うが、defaultでこのような二季成り特性とでもいえる性質があるならありがたい株とは思う。
一季成り品種は収穫後に非常に退屈になるから。
足掛け二年に渡る未同定株のcharacterizationは、本株の特性を確認したことで終了する。

なお本株(pseudo章姫株とでも呼称する)は栽培を継続する。


2. 桃薫
結論として管理区での栽培はやめる。
理由は30+α株中開花3株。
これが今季当初の収穫見込み量の減少に大きく寄与してくれた。
同じ圃場のアイベリーおよび品種不明株の開花率と比較して異様に低い。
春先の苗の状態に不安はなかったし、来期以降に特段の対策も思いつかない。

また今年、四季成り品種で白色果実のAngel Eightという品種を導入し、相当数のランナー確保が望めるので
まあ桃薫はやめておく。

3. アイベリー
今年も32gの最大重量果を記録したが、うちの圃場で最も萎黄病害に感受性が高かった。
つまり育てにくい品種。
イミノクタジンアルベシル酸塩水和剤防除体系により、若干の病害軽減は確認されたが宝交早生に比較すると明らかに病害に弱い。
まあさちのか、Red pearl等のアイベリー系統の品種が順調なので、拡大再生産はしないことにする。


ということで
来季はさちのか、Red pearlおよびpseudo章姫を管理区域で栽培することにした。



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2017/08/27 Sun. 16:11 | trackback: 0 | comment: 0edit

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