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Zardoz 2293

天使のハラワタ、BAR、Kill me softly

自由を獲得した電柱たち 

Lisboaに1週間滞在したことがあります。
リスボンとも呼びますが、Lisboaとします。
Lisboaは観光地として、パリ、ローマと比較して人気がありません。
Lisboaのある国自体、最もかかわりの無い国の一つです。
産品で知っているのはポルトーワイン位。
 

実際のLisboa観光の感想ですが、
パリ、ロンドン等に比べて圧倒的に安い物価。
市中心部のSofitelが約1万円。
市内公共交通機関のフリーパス1週間がパリロンドンの1日分程度。
かなりの程度enjoyできるdinnerが5000円程度。
別にLisboaの観光案内するわけではありません。
 
Lisboaは往時のポルトガルの繁栄が偲ばれる建造物が、普通に現存しています。
市中の教会等たぶん築後300年とかありそうです、前向きに評価するとそうなります。
地震が少ないのでしょうか、石造建築物を実によくみかけます。
日本だと戦前に立てられた建築物さえ日常みかける事が少ない状況とはかなり異なります。
但し京都のように寺院仏閣が保存されているのではありません。
殆どのインフラ保持管理および更新が滞っているだけです。
緩慢な速度で、死につつある街ともいえます。

経時的劣化に補修が追いついていないようです。まあメインテナンスしなくとも、
直に崩壊することも無いですし。
端的な例として、正確には石畳ですが歩道を歩くと水平でないことが分かります。
単純に傾いているだけではなく、うねっているというのか窪んでいるのか、
日本の歩道では考えられないほどの3次元的起伏があります。Bumpyというのでしょうか。
一歩毎に地面の高さの違いに戸惑いを感じ、名状し難い足元の違和感が残ります。
酩酊状態に近いです、当然疲れます。
さすが黄昏た国です、補修する気はないようです。
 
過去に、繁栄を謳歌した国家の行末が垣間見える街です。
 
 
最近、あの足元の違和感を思い出す場所に発見しました。
新坂川沿いサイクリングコースの、とあるpointです。
 
水平であるべき道路ですが、ゴルフ場並のアンジュレーションのため自転車が勝手に微妙な加速減速を
繰り返します。
自転車自体も起伏に従い勝手な方向に流されます。高圧タイヤだと地表の微細変化が感じ取れます。
 
降車し、歩くと道路中央と路側帯側で高低差が10cm程度ありそうです。実にLisboa風の道路です。
 
根本的に、その辺りではこのような事が起こったようです。
iquake01.jpg
傾斜方向は未確認なので、最大傾斜角はこれ以上ですね。
震災後に傾斜したようですが、たぶん現在この程度の傾斜は許容範囲内なのでしょう。


間近で当該する電柱を、眺めますと直ぐにどうなるとは申せませんが、
電柱としての正規表現からは逸脱しています。

この電柱が倒れると深刻な交通遮断を招きそうですが。
予め予定された将来の送電会社への負債なのでしょう。
 
 
一見普通の道路に見えます。
iquake02.jpg 
 
 
問題箇所。
iquake06.jpg
舗装のひび割れにだけ目を取られてはいけません。路肩の白線、ポール間のチェーンの弛みに注目。
昨年晩秋に撮影した画像ですが、いつの間にか補修されていました。
 
 
iquake04.jpg
ポールとフェンスと比較すると陥没の程度が想像できるかも知れません。
このような傾斜の有る歩道が発注施工されないでしょう。
 
 
 
iquake05.jpg
右側の電柱が比較的真っ直ぐ。実際は微妙に傾いています。
この辺りの電柱はどれも微妙な傾きの自由が付与されています。
この街路灯は相当傾斜しています。
 
 
 
iquake03.jpg
液状化による地盤沈下?
浦安市同様のタケノコ状マンホール前段階?、目立つマンホール。
現在は修復済み。
 
 
表面上地味なダメージですが、地盤液状化なら根本的補修に相当なコストが掛かりそうです。
昨今の状況では、ここの補修工事の優先度は低いでしょう。
 
松戸市液状化マップで既に液状化の可能性が指摘されていた場所でした。
東京湾や江戸川に近い訳でもないのに、意外な場所でも液状化は起こるようです。
 
 
久し振りに新坂川沿いをサイクリングしましたが、ここまでパッチ補修が多かったでしょうか?
MTB向きのコースかもしれません。
最も陥没しているのは競輪場前のようです。キープレフトで通過すると、左ペダルが削れました。
 
まあ、じきに慣れて気にならなくなるでしょう。
 
道路は平らで、電信柱は真直ぐ立っていたのが昔話のように語られる時代が来ないように。
 
PS
歩道にアンジュレーションができる要因がもう一つありました。
 
日本中の公園や歩道街路樹に跳梁跋扈しているソメイヨシノのクローン軍団。
QIMGP0006.jpg 
不稔性で実を付けないためか、養分は全て樹木としての成長に費やされるため、生育速度は早いようです。
公園や街路樹管理者は、実を付けないため路上に果実が落下することもなく維持管理も楽なのでしょうか?
不稔性の理由は知りませんが、まあ真っ当な野生植物ではありません。
 
 
QIMGP0722.jpg
 
旺盛な成長力で、歩道のブロックや縁石を持ち上げて生活インフラを破壊しています。
まあ街路樹として妥当な樹木なのか疑問です。
 
 
ソメイヨシノのクローンですから、将来のある日プラムポックスヴィラスが変異したらあっさりと
消え去るかもしれませんね。
 
内科病棟入院患者の肌色のようなソメイヨシノの色は好きではないですね。
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2014/01/01 Wed. 20:58 | trackback: 0 | comment: 0edit

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