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Zardoz 2293

天使のハラワタ、BAR、Kill me softly

fauna & flora: invertebrate companion animal レッドチェリーシュリンプ 4 蠅の王 

レッドチェリーシュリンプに、自家栽培野菜、雑草およびスーパーで購入した野菜の切端も与えてみた。
 

自家栽培の野菜は、慣行栽培。以下の農薬を散布している。
P5291801.jpg
どれも営農事業者にとって普通に普及している製品。
殺虫剤
アバメクチン乳剤、ビフェントリン水和剤、メソミル水和剤、チアメトキサム水溶剤、ピリダベン水和剤、チオジカルブ粒剤
シュリンプへのリスクは有効成分のミジンコ毒性試験結果から推定できると思う。
なかなか素敵なくらいミジンコ毒性が高い殺虫剤もありましたね。


これら農薬のうち幾つかを10日位のローテーションで庭の果樹、野菜および花き類・観葉植物どれかの圃場に散布している。
各々栽培エリアが近接しているため散布時のドリフトを考慮すると、無農薬野菜に相当するものは殆ど無いでしょう。
まあ初夏から初秋までしか薬剤散布していないので、自家栽培野菜および雑草は最終散布後からの経過日数という、最も重要な点は不明。


野菜の与え方
野菜をラップに包み電子レンジ 200Wで1-2min処理する。
この処理だけでは沈まないので、フック付シンカーを用いて処理野菜を沈める。
PB222659_01.jpg
映画で時々見かける都合の悪い人物をスジエビの餌にするシーンを参考にしました。

PB192651.jpg
錘1号+swivel+ バス用フック。Channel cat fishingには小さすぎるフック。

餌として与えた植物
どの植物を餌として選ぼうか考えたとき、思いついた事があった。
餌とする植物はヒトの食物の範囲から選択するつもりであった。
ただ考えてみるとヒトが通常食べることができる植物も、シュリンプに毒性があるかわからない。
例えばタマネギはヒトの健康に悪影響は無いが、食肉目や偶蹄類動物にとってが禁忌すべき毒性があるようなこと。
とりあえず生活圏の植物について人畜毒性を検索した(毒性植物一覧)。
なおこの一覧からアジサイの葉を与えるのはやめた。
また無農薬条件で全く虫害がない植物(クダモノトケイソウ茎葉)も、リスク物質内在の懸念から避けた。


ミズナ 市販品 普通に食べます
パクチー(コリアンダー) 自家栽培  どうも人気がない。以後セリ科植物は除外。
コマツナ 自家栽培 普通に食べます
 Radish(茎葉部) 自家栽培 普通に食べます
ダイコン(茎葉部) 自家栽培 普通に食べます
CABBAGE (茎葉部および芯部) 市販品  普通に食べます
ハクサイ (茎葉部) 自家栽培 普通に食べます
ワサビナ (茎葉部) 自家栽培 普通に食べます
ハコベ (茎葉部) 雑草 普通に食べます
シイタケ市販品 普通に食べます


考察
シュリンプで検索すると、農薬云々の話が多いので、実際に農薬散布された野菜を与えました。
幸い最もミジンコに対する毒性の強い殺虫剤は自家栽培野菜全てに散布した履歴はあるようです。
おそらくこの数値がシュリンプに外挿可能かと思います。

まあ試験計画といえるものが当初から存在しないので、結果の信頼性は疑問です。

観察できたことは
1. 農薬散布の履歴がある農作物を与えても、特段の急性毒性兆候は観察されませんでした。
2. 最終散布から何日経過すれば影響が認めないかは、わかりません
3. 長期および繁殖能に関する毒性兆候は、わかりません。

なんとも言えない観察結果でした。

なお根本的問題としてシュリンプに野菜を与える必要があるかというと

「当局は、当該するシュリンプが日常的かつ長期に渡り利害関係者の目を楽しませた功績を尊重しつつ、動物の保護及び管理に関する法律に鑑み、それを慰労する恩典として不定期に野菜を与えるものとする」
という所信表明をしておきますね。





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2019/11/28 Thu. 22:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

fauna & flora: invertebrate companion animal レッドチェリーシュリンプ 3 parasites unknown 

今秋、飼育中レッドチェリーシュリンプに特異なincidenceが確認されたので記載する。

ネットで検索しても当該する事例が殆ど見つからなく、相当焦りました。
撮影することも失念したくらい動揺してましたね。


Incidence 概要

8月上旬孵化し3.5L ボトルアクアリウムで飼育していたシュリンプ稚エビを、10月初旬に生存匹数の確認のため小型バットに移送中に稚エビの異常を確認した。
具体的には約半数の稚エビの歩脚関節および頭部周辺に非常に多数の何か付着。
ネット検索からこれはエビヤドリツノムシでもヤドリモに該当するものではなかった。
唯一非常に類似した症例がネット検索で見られたのはこれ
殆どそのものといって良いくらい類似している。

幸い観察した限り、この寄生体に起因するシュリンプ稚エビに致命的な健康状態の悪化は観察されなかった。

そこで対策だが、この寄生体の情報がないため、とりあえず塩浴を考えた。
寄生体自体が小さいので浸透圧差の変化に対応できないかもしれないと推測し、浸透圧ショックを試みた。
幸い新規の60cmスリム水槽が利用可能であったので塩化ナトリウム 0.15%に調整しシュリンプ稚エビを網で掬い本水槽に移動した。

(NaCl濃度 0.15%は、Net検索で0.5%塩化ナトリウム薬浴がよく見られたので安全マージン1/3を考えて選択した。安全性の根拠はない。)

この塩浴により寄生体がシュリンプ稚エビより徐々に遊離するのが確認された。
まずはめでたし。


なおこの寄生体の正体だが、観察した限り扁形動物や環形動物ではなく外骨格をもつ節足動物のようであった。
おそらくケンミジンコもしくはその幼生ではないかと推測した。
シュリンプ稚エビのいたボトルアクアリウムにはケンミジンコおよびカイミジンコが多数発生しており、ケンミジンコがミズミミズに能動的に齧りつく様子を見たことがあるから(弱い根拠の推測)
ケンミジンコは分類的にウオノエやイカリムシ等寄生虫に類縁するから可能性があると推測。


まあ今回は、相当に動揺しましたね。

その後、同一水槽でシュリンプ飼育を継続してますが同様の事象は確認されておりません。



 
2019/11/13 Wed. 22:00 | trackback: 0 | comment: 0edit