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Zardoz 2293

天使のハラワタ、BAR、Kill me softly

Daily genocide: イチゴ白書 2017 interim report Portfolio 

中間経過(継続)




F1 ELAN
一昨年イチゴの苗が売っている事自体に驚き、初めて衝動的に購入したのが本品種。
しかし最近までF1 ELANの評価は芳しくなかった。
評価している点は、株自体あまり大きくならないこと。
まず葉の色が嫌い、垢抜けない深緑。
他に四季成りのパフォーマンスが確認されない
果実は最大でも10 g以下かつ不味い等昨年度の評価は低かった。

改めて振り返ると、エランの紹介されているProfileの印象とは、悪い意味でかなり異なる。
仮説として現栽培株の形質自体に問題がある可能性が考えられるので、新たに比較目的で標準品としてエラン一株を新規導入した。
ラベルから今季導入株と2015年購入株は同じ栽培業者であるようだった。



栽培してみると、既存株とはかなり違う。

IMGP3884.jpg 
fig 1 新規購入エラン株の果実

この時点で他のエラン株に比較して明らかに大きくなりそうな果実。




P6181831.jpg
fig 2 同株の収穫時果実 mesh 10mm

P6261860.jpg 



P6291879.jpg 

32g。昨年度最大果実であったアイベリーと同重量。
普通に香りがありかつそれなりに甘い。
これが本来のエランの姿なら既存株は何なのか?

P6261862.jpg 
fig3 既存株 昨年度もこの程度の大きさ

現在、着果株 (10/12)でありエラン自体の開花率に大きな問題はない。
実はエランは他に非常に小さなランナー株を発生させた株があり、観賞用イチゴ放任区に放置しているが開花株はなかった。
これは四季成り品種にしては繁殖力が強いということで、本年度メインのハウス栽培に関係しないのでこれ以上言及しない。

しかし新規導入株と一昨年購入株では果実の大きさおよび質が全く異なった。





おそらくは種子繁殖ということで有性繁殖なので、通常のイチゴ増殖法であるランナーによる栄養繁殖もしくは無性生殖とは異なり個体形質のばらつきが大きのかもしれません。

来年度以降、優良開花株を含み8株程度用意し縮小再生産の方向。




自宅圃場のbest performance Elan株を紹介しておく。
他のエラン株と比較しても明らかに高成績。

P6301881.jpg 
fig.4 家庭内整理番号 Elan05株 後方のコヒーボトルは高さ13cm。

草丈 20cm、展開葉幅10cm、果房 5本。非常にコンパクトな草姿。
6月下旬でも開花し四季成りperformanceが確認できる。
現時点でランナー発生は確認できない。
最大32g果実を結実し、収穫継続中。
まあこの形質株が複数用意できれば万歳ですが。



エランというイチゴは通常株あたりどの程度収量が見込めるか公的機関報告書を検索しているがイマイチわからない。
10aあたりの収量であったりして1株あたりの収量が算出しにくい。
まあ営農事業が対象でしょうから。

個人的には前年実績から平均60g/株程度の収穫が達成できれば十分満足と考えている。

趣味で栽培するから1株あたり>100g収穫できれば大満足ですね。






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2017/06/23 Fri. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

Daily genocide: イチゴ白書 2017 interim report Acclimatization  

 2016年度イチゴ栽培最大失敗の経緯を示す。

1. イチゴは自分のイメージより大きく成長する
四季成り品種は除き、一季成り品種および未同定野良イチゴは想定より大きく草丈40cmになるものもあった。

2. 株間隔が狭すぎた
結果として株間隙が少なく、日常観察に支障が生じた。
具体的には果実を見逃し採取適期をのがした。

3. 初期の収穫後急速に関心が薄れた
その結果、圃場が荒廃し幾重にも重なったランナーは元株のトレースが困難に、
また親株のtagも一部アサインできなくなったものもあった。


ということで今季は株間隔に十分留意した。



中間経過



桃薫
2016年に3株導入。
その特性は「野菜茶業研究所研究報告 第10号 (P59~P67) : 芳香性イチゴ10倍体種間雑種品種‘桃薫’の育成とその特性」に記載されている。


P6091811.jpg 
fig1 桃燻の花。 花弁外周辺に狭い範囲で赤色を呈する例もあった。

報告書の記載通り、病虫害もなく草勢も強く、3株からランナーを30株以上発生させた。


今季用意出来たランナー株は他品種より生育状態がよく当初収穫に楽観的に期待した。

ところが以下の問題が現在確認された。


1. 低い開花率 トンネルハウス内 1/12 露地 2/22
圃場整備時に健全なランナー株が用意できたので収穫を期待していたが、非常に落胆する結果だ。
栽培条件が類似し比較可能なアイベリー (11/11)、未同定野良イチゴ (16/19)、エラン (9/12)と比較しても桃燻の開花率の低さは突出している。
なお前述の野菜茶業試験場報告をみると、嫌な事例だがある年度の栽培で桃薫の11%という報告が記載されている。

また今季開花3株は、圃場整備時に個体IDを再付与したため一部不明であるが2株は確実に昨年度導入株であった。
つまりランナー株は翌年開花しないとの、非常に当方に不都合な仮説を想定しうる状況。


2. 識別が困難な場合がある
根本的にイチゴの大きさを過小評価していたのが原発的な要因である。
最終的に圃場に多数のランナーが錯綜したために、品種の特定にミスが生じた。
桃薫とエランを取り違うことはないが、「デルモンテめちゃウマッ!いちご」とは成育始期において非常に外観が類似していることがある。

桃薫の外観上の特徴は、自分が理解している限り
1. 株元が赤色を呈している
P6091814.jpg 
fig2 典型的な桃薫ランナー株 未開花

ご立派なランナー株だが開花しない。このような株が他に30ほど。


2.  ランナーが赤い
P6091815.jpg 
fig3 桃薫 closeup



P6091818.jpg 
fig4  「デルモンテめちゃウマッ!いちご」のはず。 この時期に元気なランナーを出すこと自体が「デルモンテめちゃウマッ!いちご」なのか若干疑義が生じている。
最近は疑心暗鬼になりこれ以外にどれだけコンタミしているか不安になる。



3. 桃薫は大きすぎ
野菜茶業試験場報告書にも記載されているが、桃薫は他の一季成り品種より葉面積などが明らかに大きい。
当方の家庭内圃場では、例えば普通乗用車用の車庫にハンヴィーを駐車するよなもの。
さらに他の品種では栽培環境に応じ順化し、若干の矮化(宝交早生等)もしくは大型化 (アマゴコチ)を期待したが
桃薫はランナー繁殖株でも相変わらず大型に生育する。






総括
桃薫は当方の圃場栽培条件では、開花率が顕著に低いこと、株が大型化することおよび過剰ともいえる旺盛な繁殖力のため
来年度以降は縮小再生産とします。

具体的には
今季開花3株を集約し、未開花5株とともに継続評価する。露地放任区の桃薫株はランナー株を増やさない。
P6221841.jpg 
foig5 唯一まっとうな果実が確認された桃薫株。 左は「デルモンテめちゃウマッ!いちご」株

農研機構および育種に関係した方には申し訳ございませんと申し添えていきます。


2017/06/12 Mon. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

Daily genocide: イチゴ白書 2017 interim report PROTOCOL 

基本的に家庭菜園の防除のみを担当し、家庭菜園の栽培作物選定および収穫は別の利害関係者の担当なので、収穫作業には関与はしない。。

具体的には
生物化学的手段もしくは耕種的手段を用い、侵入する敵性生命体を可能な範囲で無力化すること。

但しイチゴ圃場においては、例外的に品種選定および日常的栽培管理を担当している。
おそらく能動的な理科学的好奇心によるものかもしれない。
特別イチゴを食べることに執着がある訳ではないし、その味覚自体にこだわりもない。
複数の品種を栽培し、2016年には食味を確認したが「fake strawberry」を例外とするとElanが旨くないと感じた以外、どの品種も普通に旨いとしか感じない。その程度の人である。




2017年度栽培計画

2017年度は、早々に圃場整備を開始。
前年度にトンネルハウス栽培の効果が認めらたことおよび予定している数品種を早々に収容するため。

これは前年に分かったが、イチゴ苗の流通期間が比較的短く、買い逃すと今季導入が困難に。
近郊のHome-centerで見た限り販売期間は約一ヶ月。Del Monte苗、人気なようだ。

実際、Delmonte めちゃウマッ!いちごを追加購入しようとしたが、見当たらず。



イチゴ圃場はトンネルハウス5㎡+露地エリア3㎡用意した。

P5131741.jpg
栽培エリア: 西部戦線 嘆きの壁地区





四季成り品種株、昨年度開花実績のある一季成り株と新規導入株はハウス内に、それ以外はあまり期待していないので露地にて栽培。
昨年度は株間隔が狭小すぎたので、今年は20cm-25cm程度は確保しよう。
2016年度の最大の失敗を再現しないため。




2017/06/10 Sat. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit