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Zardoz 2293

天使のハラワタ、BAR、Kill me softly

daily genocide: horticulture prune 6 another Pest  

先週はじめて気が付きましたが、 
相当数のタマカタカイガラムシに寄生されていました。

木肌への見事な擬態は還付しますが、今となってはプルーンの収穫を妨害するものには
なんの躊躇いなく防除を執り行います。
と思えど、時期的には生きたタマカタカイガラムシは既に天寿をまっとうしてます。

一応来季対策にタマカタカイガラムシを検索すると意外なことが解りました。
樹皮表面を徘徊している1mm程度のオレンジ色の虫はどうもタマカタカイガラムシ若齢幼虫のようです。

こいつら
2k14_prune32.jpg

たまたま耕種的防除法を思いついたので試します。

ごく単純にガムテープを樹幹にまきます。

コモ巻きとお笑いウルトラクイズからインスパイア。

2k14_prune31.jpg

2日ほど放置。

2k14_prune33.jpg 
2日でこの程度補殺。
粘着面を表にした部分は、残念なことに若齢幼虫をトラップすることができずさほど効果なし。、
むしろ普通に張り付けたテープの間隙に勝手に若齢幼虫が入り込み死んでくれます。

ナミハダニもトラップされるようです。




1週間後にどれだけ捕殺できるか実に楽しみです。



今期のprune栽培管理についてまとめてみる。

  • 散布防除は、理想的には開花期から必要と推定される。
6月末の落果果実は、ほぼ全数に虫害があり。つまり遅くても6月上中旬から散布する必要はあるでしょう

  • 7月から防除でも相当量の収穫は見込める
着果数が多くて、シンクイが寄生しきれなかった、もしくは発生数が少なかったか、どちらにしても幸いにも散布が偶発的に間に合ったのでしょうね。

  • 7-8月上旬までは、驚くほど生理落果が多かった。
7月中でも1000個以上。あまりに多いので途中で計数作業を中止。どうもそのような果樹の性質のようです。

  • 果実を食害する害虫は、スモモヒメシンクイとナシヒメシンクイであった。
ナシヒメシンクイの発生は栽培後期であった。
病害虫は室内で飼育羽化させて確認した。

近隣の無防除プルーンでは8月中旬までに全果実が虫害により落果していた。
無防除では収穫が全く見込めないことが確認された。

病害は極少数の灰星病?か炭疽病?罹患果実が確認された
  • 8月以降急速にナミハダニが増加した


  • 網掛け栽培の結果について
7月に網掛け後9月上旬に結果を確認した。
落果率は5-45%。平均20%程度。
落果は殆ど全てが生理落果であり、虫害例は確認されなかった。
但し生育遅延はあるようなので、逆に収穫期を遅らせる手法としての利用も可能。


散布農薬はアクリナトリン水和剤とフェニトロチオン乳剤を7-10日間隔で散布した。
昨年まで無収穫であったことから、これら薬剤は防除効果はあったと判断された。

樹冠部の被害果率が地上部より高かった。
3.5m近傍の数枝を選定も兼ね、評価してみました(9月)。
この時点で30-40%は食害を受けています。
比較的大きな果実であるぶん、それらひかい果実は実に痛々しく感じられます。
目線近くの果実の被害果率(達観で5%未満)と比較すると惨状は明らか。

根本的原因としては、樹幹部まで充分に散布できなかったこと。

散布量が十分ではなかった、樹冠部まで散布液が達しなかった等考えらえますが
それらの対策として剪定することにしました。

剪定前
2k14_prune34.jpg 

剪定後
2k14_prune35.jpg 
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2014/09/23 Tue. 21:46 | trackback: 0 | comment: 0edit

daily genocide: horticulture prune 6 another Pest  

「今年、旨いフルーンがたくさん出来た。自然の恵みだ。ありがたい。」

「ああそうですか。
そんなにプルーンが旨いですかね。
プルーンからすれば、別に人に食べてもらいたいなど思っていないでしょう。
ヒトも害虫もプルーンからみれば同じ。
今年から防除したから、収穫は見込めるのは当然でしょう。
別に自然の恵みで、今季収穫できた訳ではないでしょう。
栽培管理や防除に一切興味関心がなかったようだから、
今年はプルーンが何もせずに自然に収穫できたとでも思ってるでしょうか?」

以上、卑近なanother Pest(もう一つの害虫)。




8月下旬での楽観的な収穫見込みを、大幅な修正せざろうえない失敗をしました。

まずこのpruneの収穫適期が一切わからない。
8月下旬に、唐突かつ一斉に蛍光赤紫に着色し始めたのである。

もう最初から品種が不明でありなおかつ果樹栽培の軽軽は皆無。

これから果実が肥大するのか、これから急速に収穫に至るのか一切不明。

つまり防除散布を継続する必要の有無について暫時判断ができなくなったわけ。
この見通しに関して、前管理者(another pest)の見解が全く見当違い。

その間天候や都合により2週間ほど散布間隔があき、結果として新規の害虫による加害を許す事態に。


9月になってから、8月末には4-6果/day程度に現象した落下果実が急速に増加。
しかも、殆どの果樹に比較的生育初期段階のシンクイ幼虫を確認。
それなりの生育段階の幼虫なら、取りこぼしと推定できますが、小型なら侵入は比較的最近となります。

これは非常に望ましくない事態です。



なぜなら
8月中旬までほぼ理想的に制圧防除できていた果実に、一斉に新規に食害が始まった可能性が高いから。
まあこの時期、寄生先が少なくなったこの時期に絶好のdinnerを用意していたようなものです。

後日
やはりこの時の防除についての誤判断が、収量品質に決定的であったことが明らかに。

P9071548.jpg





9月中旬の収穫例。
上列 被害果実。下列 健全果実。

90%以上の収穫率を見込んでいたのが判断ミスによりこの結果になりました。

ここまで生育段階の進んだ果実を収奪されると、栽培に関係したものとしては実に辛い気分になります。

2014/09/20 Sat. 00:23 | trackback: 0 | comment: 0edit

daily genocide: horticulture prune 5 PEST1 

実は、今までプルーンという果物は食べたことは無い。

経験のため収穫に先立ちスーパーでプルーンを購入することにした。

JA余市のプルーン 早生品種:ツアーを購入。
さすが営利栽培のためかシンクイ虫の食害はありませんね。

そこで食べてみた感想。

実に美味しくありません。
果肉は過熟したアメリカンチェリーの色合いですが、殆ど芳香もなくブリックスも上がっておりません。

過去に初めて食べたカリンの一件を彷彿(果実酒を作るのために用いる、つまり生食用ではない)。

端的な表現では不味いとなります。とにかく金を払って買うような代物ではありません。
想定外の不味さでした。
この評価にはもう一人第三者を交えた結論であり、全面的に個人的な感想であるわけではありません。

このような食体験として最悪のfirst encounterは、以降プルーンの見方のベクトルを180度逆転させました。

その時点で1000個以上収穫を見込めるプルーンの木に対し、こんなに不味いものが1000個以上結実しても全くありがたくないと思いましたから。

後日、前回購入プルーンの不味さは個体差も考慮も必要という考察から、再度JA余市プルーン 品種ツアーを再度同一スーパーで購入。
前回購入したプルーン程は不味いことはありませんが、同時期に購入したプラムと比較するとパッとした突出した果物としての旨さはありません。



ということで
以下プルーン栽培管理の経過。

散布防除は7月初頭から開始。

落果果実のみについて被害果率を気産すると、
開始直前は、100%が被害果。
それが徐々に被害率が低減し7月末には10%以下。殺虫剤散布は確かに効果はあったようです。



幸いにも近隣に、無防除のプルーン(おそらく早生品種)があり、無処理区として比較ができました。


2k14_prune14.jpg 

画像からは判断困難ですが着果果実の殆どにナシヒメシンクイの虫害が観察されます。
地面には無数の虫害落果果実を現認。
つまり全滅。





同時期の自宅prune。8月上旬。

P7251495.jpg

総じて7月の評価は薬剤散布効果に虫害が有意に低減。
但し落果果実自体は多く、毎日30個以上。
落果数自体を記録してましたが7月途中1000個を超えたあたりでやめました。

その時点でモニターしていた数枝の落果率が10-40%であったので、8月初頭時点で最低1500個が着果いていたと推定。

まあ毎日産業廃棄物並に無虫害の果実が落下するので利用法を考えました。

まず
果実虫害事例。中央のPinholeがシンクイの侵入痕跡。この痕跡が1か所でもあればほぼ間違いなく被害果。

2k14_prune11.jpg 




2k14_prune09.jpg 
この時期は、殆どの被害果実にPinholeが一か所のみというのは面白い点です。
Alien3でAlienが寄生済みのhostには、これ以上寄生しないシーンを思い出しました。

2k14_prune10.jpg 

どうも害虫は、ヒメナシシンクイとスモモヒメシンクイの2種類がいるようです。


虫害のない果実はjamにしました、いくらでも落果果実があるので。
青いjamになりますが、別にプルーンらしさは特に見出せませんね。


8月のプルーン栽培管理経過

8月になると、劇的に落果実数が激減します。

おそらく何らかの理由で起こっていた生理落果が起こらないようです。
但し被害果率が激増し80%以上になるようです。
この不可思議な現象は、2.5m以内の枝着果果実では目視の限り殆ど被害果実がみられないため
高枝の果実を確認すると、やはり高所では十分量散布できないため被害果率が高いようでそこからの落果のようです。

標準的な大型果樹2.4m以上の10aあたりの散布量は500-700Lのようです。

これを某県の果樹試験場のGoogle MAPの植樹数をみてみると40-60本/10aのようです。
つまり1本あたり10L程度の散布量が必要と考えられますが、おそらく自分の散布量は3-4L程度。

これは来年度以降反省すべき点でしょう。


ここまでに、どうにか防除開始の出遅れを回復しました。
当然準営利栽培に準じた収穫を想定し得る状況に至るはずでいたが。。。。









2014/09/11 Thu. 18:00 | trackback: 0 | comment: 0edit