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Zardoz 2293

天使のハラワタ、BAR、Kill me softly

fauna & flora: Aquarium Equipments 2 座布団を投げないでください 

Tetra GA-600を立ち上げて4ヶ月目。
アクアリウム セットのreviewを書くつもりが、唐突にハイドロボール底砂の話にしてしました。

多少なりとも 創意工夫したのはいまのところこの点くらいですから。

もう少しこの件の話をすると、
当初は昔のように焼成赤玉土を使用する予定で、3-4軒のホームセンターで焼成赤玉土をみてみましたがどれも指で押すと簡単に崩壊する程度で、以前使用していた硬度の焼成赤玉土は見当たりませんでした。  おそらく製品ベンダーにより硬度は違うのでしょうね、適切な製品を選びましょう。

なお焼成赤玉土、ハイドロボールに類似した製品を最近見つけた。
PB052608.jpg
Protoleaf サイフォン
室内園芸用多孔質セラミックとの記載があるが、素焼きの植木鉢をいい感じに粉砕し角を取ったような素材。この製品は若干粒径分布が小さいことと色味が明るいのでメインで底砂には使用しません。
他にハイドロコーン、レカトン、セラミス等人工的栽培mediaがある
が、実際に触れたことがないので詳細は不明。


Practices

底砂に使用を考えた資材。
IMGP4929.jpg
右: 赤玉土の袋から硬めのものを選択した。室内水槽には脆くて使えない。
中: Protoleaf サイフォン。粒径分布はこんな感じ。水で蒸らしてもかなり白い。
サイズ展開は無いようだ。きれいに沈みます、底砂が白くても良いならこの選択も可能。
 多少は角が削れるがサイフォン自体に崩壊性の懸念は問題ないと思う。
左: 5mm メッシュ篩い分けしたハイドロボール。崩壊性、吸水性無し。表面の硬さは陶器なみ。
水に漬けると一応表面は濡れた感じはしますが。

ということで内部を確認するためハイドロボールをペンチで割ってみました。
IMGP4934.jpg
意外に簡単に割れ、中身を見ると様々なサイズの空洞が確認できます。
恐らく熱湯にハイドロボールを放り込むと空洞中の気体が膨張し気泡として表面からでるようです。
ついで冷却時に空洞の陰圧により水が吸い込まれるのでしょうね。  
なお煮沸処理しても沈まないハイドロボールを半年ほど外掛けフィルターの中に濾過材代わりに沈めて置きましたが、殆ど沈みません。沈まなかったハイドロボールは諦めて、鉢底砂にでもご使用ください。

 Preparation Flow
1. ハイドロボールを購入する
    ダイソーハイドロボールが突出して歪な形状。他のベンダー製品はおおよそ球状。形としてはダイソー製品が面白い。

2. 2mm メッシュの篩でふるいわける
    底砂清掃用gimmickに詰まると困るので、2mm以下のハイドロボールは廃棄

3. 煮沸処理する
   沸騰した水にハイドロボールをいきなり投入すると突沸します。

4.  室温に戻るまで放置
    この時点で浮いているハイドロボールは沈むことは期待できません。園芸用に使います。

5.  5mm メッシュの篩でふるいわける
    2-5mmのハイドロボールが分別されるが、若干比重軽めで落ち着きがないが有茎水草の植え込みもどうにか使用可能。
そのまま育苗容器にハイドロボールを詰めて挿しても有茎水草は浮き上がるので、夏季のようなギミックに茎を挿してからハイドロボールで包埋します。
 IMGP4941.jpg
まあこの部分だけでもProtoleaf サイフォンを使ってもいいかも。

ロタラ インディカ、普通に生育してます。
IMGP4942.jpg



結局どのようなアクアリウムを意図したか

底砂にソイルの使用は当初より全く考えていなかった。
まあ意図したところは
1. 定植の必要な有茎水草をmainにしない、多少は使いたい
2. 活着する水草を用いる
3. 嫌気的領域を底部に作りたくない
4. 水槽のリセットは簡便に
5. 底砂層は厚しない
6. 底部の沈殿物を楽に清掃したい
7. これから導入する魚が快適に過ごすため



清掃作業の運用状況
1-1.5cm程度しかハイドロボールを底面に敷いていないので、清掃作業は簡単。

IMGP4956.jpg

この清掃用ギミックは、エアポンプ用チューブと破損したハンドスプレーのパイプ部品から構成された廃品の再利用。昔も同様類似した構成のギミックを底面清掃および換水目的で使用してました。

工夫していた点は先端のノズル。
P2172741.jpg
通常は一番下の先端ノズルを使用。先端部を3mm程度に絞っているのでハイドロボール底砂に差込み沈殿物を吸い出しやすい。もちろん事前に低砂に用いたハイドロボールは粒径5mm以上に篩い分けしてあるので詰まることは殆ど無い。
シュリンプ主体の飼育で気がついたが、奴等は意外に糞の排泄量があるようだ、
それら除去に先端部を絞ったノズルはベンチュリー効果もあるのかピンポイントの清掃には便利ではある。
TOPのノズルはだいたい想像の通りの目的。




なお運用上の留意点は
稚エビは簡単に吸い込む、但しそれに起因して死亡することはなかった。

吸い出し速度は、800ml/4-5min程度、ピンポイントで沈殿物を吸い出すには妥当な速度と思うがヒトの価値観によるかもしれない

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2020/01/23 Thu. 00:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

fauna & flora: Aquarium Equipments 1 

生体導入準備およびシュリンプ飼育環境拡大のため、新たに水槽をセットアップした。
Tetra GA-600 set (外寸 600x300x210mm、内寸 590x295x200mm)、実質30Lくらい。


PB252661.jpg

屋外スイレン鉢で栽培した水草と、小型水槽(10L)で飼育栽培していたシュリンプおよび水草を移動。




 

底砂の選択
底砂にはハイドロボール。
熱湯煮沸後、5mmメッシュで分別した物を用いた。ハイドロボールは煮沸処理をしないと沈まない。厚さは底面ガラスが隠れる1.5cm程度。以前に焼成赤玉土を用いていた時代は、底面吹き上げ式にしていたので厚さ3-4cm程度敷いていましたが、今回は薄めに。

PB112642.jpg
ミクロソリウムとボルビティスは、石に接着剤に固定。
ルドウィジア・ペレンニスは、切断したPETボトルに粒径2-5mmのハイドロボールにいれて栽培。
パイプとチューブを組合せたgimmickは水底沈殿物を選択的に除去する目的。純粋に換水目的とするには若干吸い出し速度は緩慢ではある。

IMGP4881.jpg
 ハイドロボール利用のmeritとdemerit

比重が小さい。数値は不明だが、コリドラスが動き回ると簡単にかき回すことができる程度。
多分底面吹き上げ式濾過を用いるとハイドロボールでは軽すぎて底面プレートが浮き上がるでしょうね。
上記のヤワな清掃用沈殿物吸い出しtubeでも簡単に底までノズルが達します。
なお同チューブは先端部を絞っておりベンチュリー効果によりピンポイントで効率的に沈殿物を吸い取れます(個人的な思い込み)。
以前は焼成赤玉土を使用してましたがハイドロボールは硬く形状崩壊が皆無なので焼成赤玉土のように微粉の発生は殆ど無いようです。

なお有茎水草には粒径2-5mmに選別したハイドロボールを用いているが、もちろん肥料分等或るはずがないので成長はよくない。まあいずれ活着する水草のみにする予定なので有茎水草の生育が悪くてもさして問題はありません。

ハイドロボールを底に用いる理由は導入予定生体の孵化直後の稚魚がよく底面の砂の隙間に潜り込むから。
ハイドロボールのほうが焼結赤玉土より丸いのでその間隙は大きいのは望ましいことではある。
恐らくそのために稚魚が親魚に捕食されずに自然繁殖が可能だったと思う。


なお水槽底砂に焼成赤玉土を使うのは、1990年台初期に松戸の園芸用品店で見たから。
当時はネットが無かったので底砂に焼成赤玉土を使うのが一般的だったかは不明。
ただ綾瀬、町屋、滝野川等の観賞魚店によく行ったが、大磯石が一般的
だったと思う。

2020/01/10 Fri. 01:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

fauna & flora: invertebrate companion animal レッドチェリーシュリンプ 4 蠅の王 

レッドチェリーシュリンプに、自家栽培野菜、雑草およびスーパーで購入した野菜の切端も与えてみた。
 

自家栽培の野菜は、慣行栽培。以下の農薬を散布している。
P5291801.jpg
どれも営農事業者にとって普通に普及している製品。
殺虫剤
アバメクチン乳剤、ビフェントリン水和剤、メソミル水和剤、チアメトキサム水溶剤、ピリダベン水和剤、チオジカルブ粒剤
シュリンプへのリスクは有効成分のミジンコ毒性試験結果から推定できると思う。
なかなか素敵なくらいミジンコ毒性が高い殺虫剤もありましたね。


これら農薬のうち幾つかを10日位のローテーションで庭の果樹、野菜および花き類・観葉植物どれかの圃場に散布している。
各々栽培エリアが近接しているため散布時のドリフトを考慮すると、無農薬野菜に相当するものは殆ど無いでしょう。
まあ初夏から初秋までしか薬剤散布していないので、自家栽培野菜および雑草は最終散布後からの経過日数という、最も重要な点は不明。


野菜の与え方
野菜をラップに包み電子レンジ 200Wで1-2min処理する。
この処理だけでは沈まないので、フック付シンカーを用いて処理野菜を沈める。
PB222659_01.jpg
映画で時々見かける都合の悪い人物をスジエビの餌にするシーンを参考にしました。

PB192651.jpg
錘1号+swivel+ バス用フック。Channel cat fishingには小さすぎるフック。

餌として与えた植物
どの植物を餌として選ぼうか考えたとき、思いついた事があった。
餌とする植物はヒトの食物の範囲から選択するつもりであった。
ただ考えてみるとヒトが通常食べることができる植物も、シュリンプに毒性があるかわからない。
例えばタマネギはヒトの健康に悪影響は無いが、食肉目や偶蹄類動物にとってが禁忌すべき毒性があるようなこと。
とりあえず生活圏の植物について人畜毒性を検索した(毒性植物一覧)。
なおこの一覧からアジサイの葉を与えるのはやめた。
また無農薬条件で全く虫害がない植物(クダモノトケイソウ茎葉)も、リスク物質内在の懸念から避けた。


ミズナ 市販品 普通に食べます
パクチー(コリアンダー) 自家栽培  どうも人気がない。以後セリ科植物は除外。
コマツナ 自家栽培 普通に食べます
 Radish(茎葉部) 自家栽培 普通に食べます
ダイコン(茎葉部) 自家栽培 普通に食べます
CABBAGE (茎葉部および芯部) 市販品  普通に食べます
ハクサイ (茎葉部) 自家栽培 普通に食べます
ワサビナ (茎葉部) 自家栽培 普通に食べます
ハコベ (茎葉部) 雑草 普通に食べます
シイタケ市販品 普通に食べます


考察
シュリンプで検索すると、農薬云々の話が多いので、実際に農薬散布された野菜を与えました。
幸い最もミジンコに対する毒性の強い殺虫剤は自家栽培野菜全てに散布した履歴はあるようです。
おそらくこの数値がシュリンプに外挿可能かと思います。

まあ試験計画といえるものが当初から存在しないので、結果の信頼性は疑問です。

観察できたことは
1. 農薬散布の履歴がある農作物を与えても、特段の急性毒性兆候は観察されませんでした。
2. 最終散布から何日経過すれば影響が認めないかは、わかりません
3. 長期および繁殖能に関する毒性兆候は、わかりません。

なんとも言えない観察結果でした。

なお根本的問題としてシュリンプに野菜を与える必要があるかというと

「当局は、当該するシュリンプが日常的かつ長期に渡り利害関係者の目を楽しませた功績を尊重しつつ、動物の保護及び管理に関する法律に鑑み、それを慰労する恩典として不定期に野菜を与えるものとする」
という所信表明をしておきますね。





2019/11/28 Thu. 22:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

fauna & flora: invertebrate companion animal レッドチェリーシュリンプ 3 parasites unknown 

今秋、飼育中レッドチェリーシュリンプに特異なincidenceが確認されたので記載する。

ネットで検索しても当該する事例が殆ど見つからなく、相当焦りました。
撮影することも失念したくらい動揺してましたね。


Incidence 概要

8月上旬孵化し3.5L ボトルアクアリウムで飼育していたシュリンプ稚エビを、10月初旬に生存匹数の確認のため小型バットに移送中に稚エビの異常を確認した。
具体的には約半数の稚エビの歩脚関節および頭部周辺に非常に多数の何か付着。
ネット検索からこれはエビヤドリツノムシでもヤドリモに該当するものではなかった。
唯一非常に類似した症例がネット検索で見られたのはこれ
殆どそのものといって良いくらい類似している。

幸い観察した限り、この寄生体に起因するシュリンプ稚エビに致命的な健康状態の悪化は観察されなかった。

そこで対策だが、この寄生体の情報がないため、とりあえず塩浴を考えた。
寄生体自体が小さいので浸透圧差の変化に対応できないかもしれないと推測し、浸透圧ショックを試みた。
幸い新規の60cmスリム水槽が利用可能であったので塩化ナトリウム 0.15%に調整しシュリンプ稚エビを網で掬い本水槽に移動した。

(NaCl濃度 0.15%は、Net検索で0.5%塩化ナトリウム薬浴がよく見られたので安全マージン1/3を考えて選択した。安全性の根拠はない。)

この塩浴により寄生体がシュリンプ稚エビより徐々に遊離するのが確認された。
まずはめでたし。


なおこの寄生体の正体だが、観察した限り扁形動物や環形動物ではなく外骨格をもつ節足動物のようであった。
おそらくケンミジンコもしくはその幼生ではないかと推測した。
シュリンプ稚エビのいたボトルアクアリウムにはケンミジンコおよびカイミジンコが多数発生しており、ケンミジンコがミズミミズに能動的に齧りつく様子を見たことがあるから(弱い根拠の推測)
ケンミジンコは分類的にウオノエやイカリムシ等寄生虫に類縁するから可能性があると推測。


まあ今回は、相当に動揺しましたね。

その後、同一水槽でシュリンプ飼育を継続してますが同様の事象は確認されておりません。



 
2019/11/13 Wed. 22:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

fauna & flora: invertebrate companion animal レッドチェリーシュリンプ 2 周産期死亡 人工孵化 

5月下旬に初めて抱卵孵化後、稚エビを確保したことで局面が変わりました。
順調に持続可能なコロニーができたわけです。
でも問題はあり、メス個体の死亡が目に付きます。
 つまり今度はオスの比率がメスを超えます。
さらに、抱卵期間中のメス死亡例が目に付きます
なにか発展途上国の妊産婦死亡率みたいです。
いずれ人工孵化もあるか考えていました。


マーフィーの法則

"If it can happen, it will happen."
「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる。」

メスが抱卵中死亡しました。前回は孵化後の死亡例もありました。
総じて周産期メスは、抱卵自体がメスの負荷になり死亡に至るのでしょう。

ということで、
人工孵化の用意に取り掛かりました。

用意したもの

Operation instruments
P9272593.jpg
fishing用rig作製のための手持ち各種ピンセット。
普通にHCで販売している程度の普及品(¥200-300 /1本)。
1つは逆作動ピンセットがあると便利。鉗子は使いませんでした。
あとデザインナイフ。
1本だけ¥800位のピンセットがあるが、使うと今回良く違いがわかりました。

受精卵分離作業
IMGP4791.jpg
死亡した抱卵メス。 死後8時間以内でした。
IMGP4792.jpg
剖検。肉眼的所見ではカビてる受精卵は見当たらず。人工孵化可能と判断。
当初の試験計画にはないが、卵数を計数することにした。
IMGP4794.jpg
卵塊を分離。
試験計画では卵塊を1個1個バラバラに分離する、目的は受精卵を水カビ伝染予防のため。
これが結構面倒。殆ど病理学者の仕事。
途中までピンセットで1個1個に分離していたが、あまりの数の多さのためピペットで吸い込み吐き出しを繰り返して分離することにした。

IMGP4795.jpg
受精卵中に複眼が確認されることから発生が進んでいることが分かります。

作業中に受精卵を触ってみると、意外に丈夫な事が分かった。
卵膜の堅牢さは、意図して潰さない限り潰れないくらい。
つまり想定外に丈夫。
おそらくトビッコもしくはカズノコくらいの丈夫さはあるようです。
まあ実際に抱卵したアマエビが寿司ネタで販売されているので触って確認するのも方法です。
相当大雑把にやっても、問題ないでしょうね。

一腹の受精卵数は40個まで数えましたが面倒になので途中で中止、おそらく50個くらいでしょう。


孵化用 devices
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茶漉し(40 meshと推定)と水切りネット。


P9172580a0.jpg
水流の近くにおけば十分でした。
水切りネットに裂け目があったようで稚エビの殆どは水槽に遁走済み。


考察
レッドチェリーシュリンプ人工孵化は、特段に難しいことはない。
受精卵が想定以上に丈夫なためハンドリングは楽。
インキュベーション中に水カビに侵された受精卵は認められなかった。
メチレンブルー等殺菌剤も当初から使用することはなかった。
魚に比較して抗水カビ耐性は、相当強いです。

作業ミスで稚エビ総数を確認できなかったが、殆どが孵化に成功したと思われる。

作業として最も面倒なのが、卵に粘着性があること。
水カビに受精卵が侵されるリスクを軽減するため受精卵同士が接触しないようしたいが、この粘着性のため作業に手がかかる。
対策についてネットで検索すると、ウグイ受精卵に0.?%の塩化ナトリウムとウレアを処理すると卵表面の粘着性が除去できるとの記述があったので、シュリンプでも適用可能かも。
おそらく粘着性の本体は試薬名からする一種の蛋白変性剤なので本体はタンパク質か何でしょうか。
まあそんなに人工孵化などしませんから、そこまでやる気はありません。
2019/09/28 Sat. 12:00 | trackback: 0 | comment: 0edit